最近、テレビなどでも「フレイル」ということばを聞くようになりました。
フレイルとは「高齢期になり、健康と要介護の中間段階で、虚弱、筋力や活力が低下した状態」のことをいいます。
その中でもオーラルフレイルというのはお口の衰えのことをいいます。
最近ではオーラルフレイルは体のフレイルと大きくかかわっているといわれています。
要介護状態にならないためには、フレイルの一歩手前の些細な変化を見逃さないことが大切です。
噛めないものが増える、滑舌が悪くなる、食べたときむせる、食べこぼししやすい
などが増えてくると、オーラルフレイルの始まりの合図かもしれません。
これが進行すると、噛む力(咀嚼力)の低下、その結果栄養不足を招き、ひいては要介護状態へ近づいて行ってしまいます。
まずは、チェックするところから始めていきましょう。
・半年前に比べてかたいものが食べづらい。
・お茶や汁物でむせることがある。
・入れ歯を使用している。
・お口の中の渇きが気になる
・食べこぼしがある。
・外出しなくなってきた。
当てはまることがある方や、気になることがある方は、ぜひ早めにかかりつけの歯医者さんに相談してみましょう。
今回の記事は、日本歯科医師会様のHPと、豊川保健所情報誌を参考にしました。