先週に引き続き、風疹の話題です。
先週の記事を書いた後も、まだまだ風疹流行についてニュースになっていましたね。
感染症には流行する季節というのがあって、風疹であれば春先から夏くらい(3月から7月くらい)までが流行しやすいといわれています。
また、かかりやすい年齢は1~9歳といわれていますが、大人でも抗体がなければ感染します。
潜伏期間は14日から21日あり、発症後~一週間はリンパ節の腫れ、発症後~4日間は発熱や全身に赤い発疹ができます。
また、発症後5日くらいまでは感染するおそれがある期間と言われています。
怖いのは潜伏期間内でも感染力があり、発症する1週間前くらいから感染するおそれがあります。
中には感染しても症状がでないこともあります。ただし、感染力はあるため本人は風疹になっていることを知らないまま
通常どおり生活をし、ほかの人に感染させてしまうこともあるのです。
今年に入ってからの患者数は273人で昨年1年間の約3倍に上るそうです。風疹は感染力が非常に強いため、まだまだ流行が続く可能性があります。
さて、当店がある蒲郡市では、風疹のワクチンに対する助成制度があります。
市内に居住する方で、次のいずれかに該当する方
- 妊娠を予定または希望している女性で抗体価が低い方(経産婦を含む)
- 上記の夫および同居人(妻の抗体価が低い場合に限ります)
※風しんの罹患歴・予防接種歴(1回までは可)がある方は対象となりません。
※妊娠中の方はワクチンを接種できません。
また、妊娠を予定又は希望する女性(経産婦を除く)を対象に、愛知県が風しんの抗体検査(検査費無料)を実施しているそうです。
その際は、最寄りの保健所に連絡が必要なようです。
みなさんのお住まいの自治体でも同じような制度があると思います。一度確認してみてはいかがでしょうか。
ニュースによると、現段階ではワクチンの不足は生じていないそうです。
抗体を調べ、抗体がないようであればワクチンを接種することを強くお勧めしたいと思います。