今週、東海地方は梅雨明けしたそうです。
すでに、とっても暑いですよね…。
さて、ニュースや新聞を見ていると、毎日のように「昨日は熱中症で○人が搬送、○人が死亡」という報道がされています。部活中の中学生や高校生、部屋の中にいたおじいちゃんおばあちゃんなどが熱中症になっています。
そんなニュースを見ていても、なんとなく自分は大丈夫なんて思っていませんか?
自分はエアコンの効いた部屋で動かず仕事しているから大丈夫、家のなかで家事をしているだけだから大丈夫などと思っていないでしょうか?
まず、エアコンが効いた部屋で仕事をしている方は、室温については快適に保たれているので安心ですが、水分が摂れていないことが多いです。通勤中にかいた汗の分を補給せず、デスクで仕事をしているぶんには喉もかわかないので水分を摂らないなんてことはありませんか?
家の中で家事をされている方は、ごはんを用意する時に火を使うと思います。キッチンで火を使って調理をすると、熱だけでなく蒸気も発生するため高温多湿の状況になります。また、家事をしているときは自分の水分を補給せず作業をされる方も多いのではないでしょうか。
このように、「自分は大丈夫」と思っていても熱中症になる可能性はあるということを知っておくことが必要です。
熱中症は自分、もしくは家族が気をつけて予防するしかありません。
デスクワークの方なら、タイミングを決めておき、こまめに水分を補給する。
キッチンで調理する方は、換気扇を常にまわしておく、エアコンを使用し涼しくしておく、火をできるだけつかわない調理方法を選らぶなども対策の一つです。首に冷たいタオルを巻いておくの有効です。
熱中症の初期症状はめまいやほてりです。これが進むとけいれんが起きます。ひどくなると体に力が入らないようになり頭痛や吐き気、嘔吐を伴うようになります。さらには意識を失うことまで行くと生命にかかわってきます。
少しでもおかしいと思ったら涼しいところへ移動し、水分を補給しましょう。とにかく体を冷やすことと、水分を補給することが重要です。
さて、鈴木薬局では熱中症対策として経口補水液のOS-1やアクアソリタをご用意しております。
通常の水分補給はスポーツドリンクで十分ですが、下痢や嘔吐、発熱、激しい発汗、経口摂取不足で脱水状態になりやすくなっている時や、脱水状態になってしまったときはOS-1などの経口補水液が適しています。
OS-1はスポーツドリンクとは違い、1日に飲める量が決まっていたり、血圧や腎臓病などで治療中の方は注意が必要ですので、ぜひ薬局でご相談の上お買い求めください。